福祉・介護職員等特定処遇改善加算に係る情報公開(見える化要件)
介護職員処遇改善加算とは、利用者に直接介護サービスを提供する職員(介護職員)の安定的な処遇改善を図るための環境整備と賃金改善を目的に創設された加算です。
平成23年度までは「介護職員処遇改善交付金」として実施されていましたが、平成24年度からは「介護職員処遇改善加算」として、介護報酬の加算へ移行しました。その後、平成27年度、平成29年度、平成30年度の介護報酬改定において、算定要件や単位数(算定率)が見直されてきました。
そして、令和3年度の介護報酬改定では、算定要件の一つである職場環境等要件について、職場環境の改善の実効性の観点から見直しが行われています。
福祉・介護職員等特定処遇改善加算の算定要件
• 現行の処遇改善加算Ⅰ~Ⅲを算定していること
• 職場環境要件について、「資質の向上」「労働環境・処遇の改善」「その他」の区分で、そ れぞれ 1 つ以上取り組んでいること
• 賃上げ以外の処遇改善の取組の見える化を行っていること
「見える化要件」とは
「見える化」とは、福祉・介護職員等特定処遇改善加算の算定状況や賃金以外の処遇改善に関する 具体的な取り組み内容について、ホームページの活用や介護サービスの情報公表制度の活 用等、外部から見える形で公表する事です。見える化要件に基づき、特定加算の取得状況を報告し、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を 下記に掲示致します。
加算の算定状況
福祉・介護職員等特定処遇改善加算(Ⅱ)
職場環境要件の提示について
見える化要件に基づき、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を下記に提示します。
職場環境等要件(処遇改善加算・特定加算)
【入職促進に向けた取組】
他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
当法人としての取組み
→年齢を問わず60歳以上の採用、業界未経験者採用、無資格者採用を行っている
【資質の向上やキャリアアップに向けた支援】
上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談機会の確保
当法人としての取組み
→半期に一度上位者とキャリアアップ面談(目標設定・振り返り面談)行っている
【やりがい・働きがいの構成】
ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化にうよる個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善
当法人としての取組み
→営業前ミーティング、生活記録、情報共有ノート、SNSグループチャットを利用して情報共有を行い、支援内容の改善や勤務環境の改善を行っている